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金魚の稚魚の病気 水カビ病の治し方

水カビ病

今回は金魚の稚魚の病気の話です。

病気知らずで来ていた我が家の稚魚達ですが、
ついに病魚が出てしまいました。

知識不足で断言はできませんが、たぶん水カビ病です。
無事、完治しましたのでレポートにまとめます。


症状

尾ひれ全体がフワフワとした綿の様なもので包まれています。
多少不便そうですが、餌は食べるし、泳ぎ回るしピンピンしています。

水カビ病と書いていますが、間違えているかも知れません。
治療の参考にする場合は下の写真と見比べて、同じ病気か判断してください。

水カビ病の金魚の稚魚の写真です。
水カビ病と思われる金魚の稚魚

明るさを調節しました。
綿状のものが尾ひれ全体を包んでいるのが分かるかと思います。

水カビを見やすくした金魚の稚魚の写真です。
水カビが見やすいバージョン


治療方法

初めに言っておきます。
オランダーズが実践した水カビ病の治療方法は荒療治です。
参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

まず、病魚の状態の確認です。
孵化後40日程度で、頭の先から尾ひれの終わりまでの全長は約15mmです。

体力は十分にあり、隔離したプリンの瓶をところ狭しと泳ぎ回っています。
水カビと思われる綿は尾ひれにのみ付着しています。

では、水カビ病治療の手順です。
(写真は撮っていません。文章のみでの説明です)

1.病魚を取り出す

飼育水から稚魚を取り出します。
レンゲを使用してすくいます。
その後、レンゲを斜めにして水をほぼ捨てます。

2.水カビにメチレンブルー原液を滴下する

水カビ病に効果があるメチレンブルーを綿状の水カビに直接かけます。
メチレンブルーは薄めていません。原液100%です。
かける量はスポイトで一滴だけです。

3.ただちにメチレンブルーを洗い流す

水カビにメチレンブルーを滴下したら、ただちに水ですすぎます。
すすぎ用の水を入れた容器を用意しておき、レンゲごと移動してすすぎます。
メチレンブルーを洗い流すと、綿の様なものも一緒に取れます。

4.病魚を元の飼育水に戻す

メチレンブルーを流し終わったら、稚魚を元の飼育水に戻します。
メチレンブルーが飼育水に混ざらない様に注意します。


治療後

荒療治を耐え抜いた姿がこちらです。

水カビ病治療後の金魚の稚魚の画像です。
水カビ病治療後の金魚の稚魚

………、尾ひれが悲惨なことになっています。
尾ひれがほぼなくなり、全然泳げなくなってしまいました。
治療前は水カビが尾ひれの代わりになり、推進力が得られていたようです。

正直なところ、メチレンブルー原液は刺激が強いでしょうし、
尾ひれは消滅していますし、もうダメかなーと思っておりました。


経過(2weeks)

尾ひれが90%ほど消滅した稚魚ですが、
その後元気になり、尾ひれも再生してきています。

このブログの投稿時点で治療から二週間が経ちました。
なんと、下の画像のように尾ひれの大部分が回復してきています。

水カビ病の治療から二週間後の金魚の稚魚の写真です。
水カビ病の治療から二週間後の金魚の稚魚

ちなみに、水カビ病の治療後、
この稚魚はずっとプリンの瓶で生活しています。
一匹ですので泳ぎが不便なために餌を食い損ねることもありません。
治療後のアフターケアも大切です。

ではでは。


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