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ブラインシュリンプ 皿式

ブラインシュリンプの簡単な孵化方法を紹介します。
ブラインシュリンプのメリットは前回紹介しました。

しかし、デメリットもあります。
孵化させるのがめんどくさいのです。

ブラインシュリンプの孵化専用の器具を買ったり、
水温をヒーターでコントロールしたり、
エアレーションの強さを気にしたり、

色々と大変です。

1000匹を超えるような稚魚を育てる時は
たくさんのブラインシュリンプが必要なので、
上記の様なきちんとした管理が必要です。

一方で100匹くらいなら、
もう少し手抜きをしても十分なブラインシュリンプを確保できます。

皿式


皿式はブラインシュリンプの簡単な孵化方式です。

この皿式では、
エアレーションもヒーターも専用の器具もいりません。

皿式で必要なものは

・塩水(約2%)
・お皿(口が広く浅ければ何でもOK)
・ブラインシュリンプの卵
・スポイト(あげるのに必要)

以上!

お皿と言っても、間口が大きく、水面が広ければ何でもOKです。
オランダーズはcharmさんの作業用のプラスチックトレイを使っています。

ブラインシュリンプ皿式の手順


ブラインシュリンプ 皿式 の作業画像です。
ブラインシュリンプエッグをふりかけたお皿

1.塩水の準備

濃度2%の塩水を作ります。
水はカルキ抜きなしの水道水ダイレクトでOKです。
分量は水1Lにつき、塩20gです。

まとめて作って、ペットボトルで保管すると楽です。

2.お皿に塩水をIN!

塩水をお皿に注ぎます。
口が広く、底の浅い容器を使います。

3.ブラインシュリンプエッグをON!

塩水の上にブラインシュリンプエッグをふりかけます。
分量は水面にうっすら広がるぐらいです。


以上、あとは気長に待ちましょう。
水温に依りますが、20℃位なら2日くらいで孵化すると思います。

皿式のポイントは水面を広く、水深を浅くすることで
水中に酸素をたくさん取り込むことにあります。
それにより、エアレーションを省くことができます。

ブラインシュリンプの孵化の理想的な水温は28℃です。
ヒーターなしの皿式では28℃よりも低くなることが多いので、
陽当りのよい場所や蛍光灯の上にお皿を設置し、水温を上げます。

だいたい とか 適当という表現ばかりですが、
これだけ手を抜いてもブラインシュリンプを孵化できます。

ブラインシュリンプのあげ方

ブラインシュリンプの集光性の画像です。
ブラインシュリンプの集光性

1.ブラインシュリンプを集める

ブラインシュリンプは光に集まる集光性を持ちます。
お皿の一部に強い光を当てたり、
フタをして少しだけ隙間を開けたりして一か所に集めます。

2.ブラインシュリンプを吸う

スポイトで吸うときにポイントがあります。
水面と水底にはブラインシュリンプの卵や殻があります。
そこで水面でも底でもない中ほどを吸うことで、
高密度のブラインシュリンプ液を吸い出すことができます。

3.ブラインシュリンプをあげる

スポイトで吸ったブラインシュリンプ液を直接稚魚に与えます。
濃い塩水ですので、稚魚に直撃しないように注意します。

直あげは一番簡単で、一番大雑把な方法です。
気になる方は殻や塩抜きの仕方を調べましょう!

ブラインシュリンプの管理


ブラインシュリンプ皿式でお皿二枚で孵化している画像です。
お皿を複数枚準備する

・複数お皿を準備する

皿式でブラインシュリンプを確保する場合、
お皿を複数準備することが大切です。

お皿を2~3枚準備し、
一日毎にブラインシュリンプをセットしていくと良いです。
餌やりに使い終わったお皿は順次洗って、次のブラインシュリンプをセットします。

そうすれば、毎日新鮮なブラインシュリンプを確保できます。

以上
ブラインシュリンプ特集でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
応援よろしくお願いいたします。

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