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稚魚の餌 ブラインシュリンプ

  • ブラインシュリンプ
オランダーズが稚魚にあげている生餌です。

乾燥した卵の状態(耐久卵)で売られていて、
塩水をつかって孵化させて使います。

ブラインシュリンプは英語で書くと、Brine Shrimp
Brineは塩水や海水、Shrimpはエビという意味です。

名は体を表すの通り、塩水湖に住んでいるエビの仲間です。

このブラインシュリンプは乾季などで環境が悪化すると、
環境が回復するまで耐える特殊な卵、耐久卵を生みます。

この耐久卵は保存がきき、
好きな時に孵化させて使えるので、
色々な魚の稚魚飼育に使われています。

孵化したブラインシュリンプの画像です。
ブラインシュリンプの群れ
上の写真は孵化したブラインシュリンプです。
水面に浮いているのは孵化しなかった卵や卵の殻です。
綺麗なオレンジ色です。

これを稚魚に与えると………、

お腹がブラインシュリンプ色の稚魚(孵化三日後)

稚魚のお腹まで綺麗なオレンジ色になります。
餌を食べたかどうか一目瞭然です。

小さな稚魚が餌を食べているところを目で見るのは困難ですので、
餌を食べたのが分かるのは大きなメリットです。

また、ブラインシュリンプはピコピコと動き、稚魚の注意を引きます。
そのため、食いつきが抜群に良いです。

食いつきが良いというのはとても重要で、
乾燥飼料等、動かない餌は稚魚がすぐには食べてくれません。
なぜか稚魚が餌として認識するまでに時間がかかります。

ブラインシュリンプは動物性プランクトンで、
稚魚に必要な栄養もタップリです。

ただし、孵化してから時間が経つと、
せっかくの栄養がブラインシュリンプの成長に使われてしまいます。

目安は12~24時間らしいのですが、
環境によると思うので断言できません。

ブラインシュリンプは成長すると白っぽくなります。
見た目でオレンジ色なら旬!白っぽかったら残念!
と判断すればよいと思います。

ブラインシュリンプは、光に集まる集光性があるので、
稚魚にあげるときはライトなどで集めてスポイトであたえます。

殻や塩水が入ることを嫌い、
茶漉を使うなど、工夫されている方が多いです。

オランダーズは塩水のまま、
少しの殻は気にせずに与えています。
ブラインシュリンプ直あげです。

金魚の稚魚は殻を食べてもフンと一緒に排出できます。
しかし、魚によっては殻が腸につまって死んでしまうそうです。

また、ブラインシュリンプの孵化につかった塩水は高濃度です。
塩水を稚魚に直撃させない様に注意が必要です。

ブラインシュリンプ直あげで一ヶ月ほど育てた稚魚がこちらです。
祝、オランダーズの稚魚達も無事一ヶ月を迎えました。


ブラインシュリンプの殻を食べて、殻のフンをしている稚魚の画像です。
殻を食べた稚魚


ブラインシュリンプを濾す作業に疲れた方は
ブランシュリンプ直あげを試されてはどうでしょう?

長くなったので、ブラインシュリンプの孵し方は次にまとめます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
応援よろしくお願いいたします。

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